室内での熱中症にご注意を

はじめに

連日、猛暑です。

日中、外に出るとジリジリと肌が焦げ付くような暑さです。最高気温が、37℃を超えています。
日が暮れ、夜になるとなんとか気温は下がり、昼間に比べればいくらかましにはなります。
しかし、自宅に帰り、ほっとできるかと思いきや、室内が暑い。
外よりも暑いのではないかと思うほど、我が家は暑いのです。本当に暑いのです。

ということで、本当に暑いのか可視化してみます。

室温と気温の変動グラフ

いつものように、気温データの出典は気象庁過去の気象データ検索のデータです。さいたま市の数値を引用しています。
室温は、RaspberryPiデータロガーのものを使います。ロガーの温度は特に調整などしておらず、センサーから取得できた数字をそのまま使っています。ちなみに室温計の値と比較すると、0.1〜0.2℃程度誤差がありますが、その程度であればほぼ無視してよい誤差かと思います。

データは、終日人がおらず締め切りにしていた昨日(8月1日)のものです。

Chart by Visualizer

まずは気温の変動(■グレーの折れ線)を見てみましょう。
深夜0時10分からグラフ化しています。
気温は朝4時30分頃に谷(25.2℃)を迎え、そこから右肩上がり、ほぼ一直線に上昇していきます。
ちなみに、この日の日の出は4時49分(日の出日の入りマップ)でしたので、日の出20分ほど前から気温が上昇し始めたということですね。

気温は14時40分、ピークの37.1℃を迎えます。
体温より気温が高い状況です。体調を崩すのも当然ですね。
そして、ピークを過ぎると緩やかに低下して行き、グラフの終末21時の時点でも下降を続けています。
ちなみに、18時47分が日の入り。心なしか、日の入り後の気温下降は緩やかになるようにも見えます。

一方室温(■オレンジの折れ線)ですが、エアコン停止後の0時40分から1時20分まで急激に上昇し、その後上昇度合いは穏やかになります。
しかし、既に高いです。暑いです。
気温が谷を迎える4時30分時点で、気温よりも4.12℃高い、29.34℃です。
(夜、家に帰ったら暑いという論調で数字を読み込むつもりでしたが、この時点で暑かったです)
そして、日の出後も、気温と比較して緩やかに上昇し、気温のピークである14時40分を過ぎても、さらに上層し続けて行きます。

16時50分、ピークの36.89℃となります。この時の気温、35.1℃。室温の方が1.79℃高いということがわかります。

(ずっと25時40分が定時の帰宅時間でしたが、最近早く帰れるようになり)私が帰宅する21時ごろでは、気温31.5℃に対し、室温35.65℃。
4℃以上も室内の方が暑い事がわかりました。
これ、いっその事、外で寝た方が快適かもしれん。

まとめ

我が家はちょっと作りが特徴的で、特に私の部屋に熱が籠るようです。
そのため、温度上昇が緩やかで、かつ熱が下がりづらい構造なのかも知れません。

しかし、もし他のお家でも同じような傾向となるならば、ゆっくり室温が上昇するため変化に気づきにくいかも知れませんし、更に高温の状態が長時間続くこととなります。
これでは、室内で熱中症になるのも納得がいきます。

皆様、まだまだ夏はこれからです。これからが夏本番です。
上記、室温の変化を参考に、屋外だけではなく室内での熱中症にも十分気をつけて、この夏を乗り切りましょう。

最後に

ではでは、本日はここまで。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
ではまた ノシ〜〜〜〜