はじめに
どうも、おはこんばんちは。お茶太郎です。
『ボヘミアン・ラプソディ』の4回目、Youtubeの動画素材分析2回目です。
『レディ・プレイヤー1』 Youtubeデータ視聴回数分析
『炎の王国』 Youtubeデータ視聴回数分析 その1 エイジング分析
『レディ・プレイヤー1』vs『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
『ボヘミアン・ラプソディ』視聴回数時系列分析【その02】
『ボヘミアン・ラプソディ』動画素材分析【その03】
『ボヘミアン・ラプソディ』動画素材分析2【その04】
『ヴェノム vs Queen』視聴回数時系列分析【その01】
『ヴェノム vs Queen』視聴回数時系列分析2【その02】
『ヴェノム vs Queen』視聴回数時系列分析3【その03】
ボヘミアン・ラプソディ、時間取れればもう一度映画館に見に行きたいのですが、年末バタバタしていて時間がとれないです。
応援上映で、観客一体となって歌うってのも良いのですが、当時ほとんど洋楽を聞かなかったため、歌詞がわからないという問題があります。
まあ、なんとなくの雰囲気で歌うか?
遠い昔の物語・・・ ファミコン風RaspberryPiケース
そう言えば先日、PlayStationClassicが発売されました。
ニンテンドークラッシックミニに続く、懐かしゲームのリリースです。
ニンテンドークラシックミニ
2016年11月10日に任天堂から小型のファミコン、ニンテンドークラシックミニが発売されました。
収録タイトルで購入・遊んだゲームとしては、「スーパーマリオブラザーズ」「悪魔城ドラキュラ」「エキサイトバイク」「つっぱり大相撲」「ファイナルファンタジーⅢ」「メトロイド」「ロックマン2」あたりですね。
その中で結構好きだったものは「つっぱり大相撲」ですね。
紙相撲の電子版のような感じ、かわいらしいキャラクターが好きでした。
友達の家に行っては、良く戦っていました。
「ティ、ティ、ティ、ティ、ティッティレィレッティ、テッテレッテテテッテッテ」のBGMも良かったな。
あの8ビット音源が良いですよね。
あと、クラッシックミニに収録されているゲームではないですが、キャラクターイメージがなんとなく近いと感じ思い出したゲーム、ファミリージョッキー。
これとかも好きでしたね。
そんな懐かしいゲームが詰まったクラシックミニですが、それの発売よりも前にRaspberryPiで、懐かしいファミコンっぽいものを作っていたことを思い出しました。
RaspberryPiケース
クラシックミニ発売のさらに4年前、2012年11月30日Facebookにこんな写真を投稿していました。

赤と白のツートンカラーのRaspberryPi用のケース購入報告の写真です。
エレコムから発売されているUSB接続のファミコンっぽいコントローラと並べると雰囲気があります。
RaspberryPiとは、シングルボードコンピュータと呼ばれるもので、1枚のカードサイズの基盤で完結したコンピュータです。
Linux(Max、Windowsと同じようなOS)という無料のOSで動きます。
これ、しばらく勉強しながら遊んでいましたし、今も実際の役割をもって稼働しているマシンもあります。
RaspberryPiについては、また改めて個別にブログネタとして取り扱いたいとは思います。
Facebookではケース購入までしか投稿していませんでしたが、その後いろいろとハードおよびソフト作り上げていました。
製作過程、ちょっと振り返ってみます。
素人が知識ゼロから勉強しながら、適当に作っているものですので、間違いなどあっても穏便にお願いします。
「取りあえず動く」という目標は達成できていますので。。。
7セグタイマー(7セグメントLEDを使ったタイマー)
まずは7セグタイマーのプロトタイプ。
これは、7セグメントLEDを使って作成しています。
当時書いた手書きの図面が残っていました。

7セグメントLEDというのは、デジタル文字の8の字(縦方向に4個、横方向に3個、計7個)にLEDを配置したものの事です。
ただし、実際はピリオドのドットも制御に含むので8個のLEDで1桁の数値を構成しています。
上のメモ書き写真の下のページ、8の字とピリオドがそれぞれLEDです。
それに数値を振り分けています。
この数字、RasoberryPiのGPIOピン(詳細説明割愛)の番号と連動しています。このピンに電流を流すことでLEDを光らせていきます。
その時、8個あるLEDを同時に光らせるのではなく、高速で点滅を繰り返すことで数値を表示させていきます。そして、その点滅をLinux上のプログラムで制御することになります。
LEDを光らせるには電流の向きが大切らしく、その向きによってアノードとカソードという2つの種類があります。向きを間違うと光りません。
そんな知識も全くない中、見様見真似、ネットでググりながらいろいろ作っていました。
そして、3桁の7セグメントLEDを使って、作ったタイマーのプロトタイプ動画がこちらです。
制御するプログラムも同時に作っており、3種類つくった結果を比較しています。
制御プログラムの開発言語(環境)は、「シェルスクリプト」「Ruby」「C」の3種類でテストしています。
7セグは高速でLED点滅させて数字を表示するため、プログラム言語の処理速度が遅い「シェルスクリプト」と「Ruby」では綺麗な数字を表示できませんでした。
一方、「C」という言語は、高速に処理ができ、タイマーのカウントダウンを綺麗に表示することができました。
ということで、Cで開発したプログラムでタイマーの制御をすることとしました。
このテスト動画、ハードの方は、ブレッドボードというプロトタイプを作成するボードに抵抗や配線、7セグLEDなどつけながら、行っています。
おじさん、ロマンを感じちゃう。

ケース加工
続いてケースを作っていきます。
近所のプラモデル製作のセミプロ、和菓子屋のに~ちゃんに頼み、ケース加工してもらいました。

ケースには、7セグタイマー表示用の四角い窓と、スイッチ(丸型、角形)設置用の穴を開けています。
そして、完成した7セグタイマー基盤を繋げました。
組み立て
組み立て直前はこんな感じです。
上に3個並んでいる基盤は、今回のファミコンとは関係ないものです。
電源スイッチ基盤や3軸加速度センサー基盤など、いろいろ作ったサンプルです。
OS
OSはRaspberryPi専用のLnuxOS、Raspbianをインストールしました。
しかし、RaspberryPi用のゲームエミュレータ(RetoroPieなど)もあるようです。
そのうち、試してみたいですね。
完成 RasFamiCom

10CM弱のファミコンカラーのケースに入ったRaspberryPiの完成です。
電源入れると同時にタイマーが起動します。
タイマーは1時間。
時間が過ぎると強制的に電源が落とされます。
残時間5分までは分単位で表示、5分を切ると秒数表示に切り替わり、カウントダウンします。
設定時間は、高橋名人の「ゲームは一日1時間」にちなんでいます。
我ながら素晴らしい出来だ!!!
何台もRaspberryPi持っているのですが、これは特にお気に入りの一台です。
こだわって作ったものは、本当に愛着湧きますね。
データ分析
ということで本題。
ここの部分はいつもと同じ、データソースについて記載します。
前回と同じく、下記のYoutubeチャンネルから配信された「ボヘミアン・ラプソディ」の文字を含む動画の履歴データをいじくっていきます。
ボヘミアン・ラプソディ
20世紀フォックス映画、FilmSelect 日本、シネマツゥデイ、映画ナビ
素材リストはこちらです。
あくまで対象としたチャンネルから配信された動画の視聴回数であり、Youtube上で配信されているすべての関連動画の視聴回数ではありません。
また、急激な視聴回数増加は広告として配信された時期と推測し、記事を書いております。
ここの部分を念頭にデータをご覧ください。
Youtube 視聴データ分析
ボヘミアン・ラプソディの動画素材は特定の素材に限定し、広告配信されたことが前回のグラフから読み取れました。
今回は、その個々の動画素材について見ていきます。
ちなみに、上記グラフ、赤色の補助線を動画①、②、③についています。
これで比較すると、①より②、2よりも③の方が急激に視聴回数が増加したことがわかります。
①から⑤までの素材一覧です。
① | 20世紀フォックス映画 | 映画『ボヘミアン・ラプソディ』特報 | 1分29秒 | 2018/5/15(公開178日前)リリース |
② | 20世紀フォックス映画 | 映画『ボヘミアン・ラプソディ』最新予告編が世界同時解禁! | 2分24秒 | 2018/7/17(公開115日前)リリース |
③ | 20世紀フォックス映画 | 映画『ボヘミアン・ラプソディ』日本オリジナル予告編解禁! | 1分10秒 | 2018/10/4(公開36日前)リリース |
④ | 20世紀フォックス映画 | 映画『ボヘミアン・ラプソディ』名曲ずらり!TVスポットMash Up編 | 30秒 | 2018/10/19(公開21日前)リリース |
⑤ | 20世紀フォックス映画 | 映画『ボヘミアン・ラプソディ』魂に響くTVスポット30秒 世界を変えた編 | 30秒 | 2018/10/15(公開25日前)リリース |
王道の広告素材名という印象ですね。
他の映画との素材の名称の比較は次回以降に改めて行います。
プロモーション開始した5月の素材①、7月の素材②、10月の素材③は長尺ものの動画でした。
ダイジェスト版のような、印象深いシーンを切り取り、長めの動画として配信しています。
そして、10月にリリースされた2本の動画は共に30秒素材。TVスポットと動画タイトルにあることからテレビCMと同じ素材が同時にYoutube(Web)上に配信されたのでしょう。
30秒という短い時間の中に、名シーンがみっちりと詰まった動画素材です。
そして、①から⑤までの動画は20世紀フォックス映像のチャンネルから配信されておりました。
一部の素材、改めて見ていきましょう。
素材① 【映画『ボヘミアン・ラプソディ』特報】
公開178日前にリリースされた動画です。
「伝説のバンド Queen」のキャッチコピーが光ります!!
ステージの臨場感を前面に出した動画素材です。
素材② 【映画『ボヘミアン・ラプソディ』最新予告編が世界同時解禁!】
こちらは、公開115日前にリリースされた素材。
ライブ・エイドのシーンから始まり、Queenの出会いのシーンへと続きます。
その後に続く予告映像を見るだけでも、Queenが挑戦的な音楽活動をしてきたことが伝わります。
その上で、歌詞が「We will we will rock you」ですからね。
盛り上ること必至ですよね。
必ず、大きい声出るリズムだわな。
『ヒッ、ヒッ、、、フッー! ヒッ、ヒッ、、、フッー! ヒッ、ヒッ、、、フッー!』って、あれも大きな声出すもんな。
あのときのBGM、【We will we will rock you】にするべきだな。
素材④ 【映画『ボヘミアン・ラプソディ』名曲ずらり!TVスポットMash Up編】
動画タイトルに『TVスポット』とある素材です。
TVと同じ素材をYoutube配信したのでしょう。
テレビのCMには、スポットCMとタイムCMがあるみたいです。
ウィキペディア読むと、スポットは、番組と番組の間に放送されるCM。
8時54分から放送される天気予報の前後に流れるやつですね。
契約の期間や放送時間帯を広告主の希望に沿ったものにできるとのこと。期間を定めたキャンペーンとかには使い勝手が良さそうですね。
一方のタイムは、番組内の時間帯に放送されるCMだそうです。
「続きはCMの後」になるパターンですね。
特定の番組内で放送されるため、ある程度視聴者属性を見定め、放送することができるんだそうです。
確かに、ジャニーズの番組を見ている層ってある程度特定できそうですもんね。
スーパードライなんかだと、年中CM打ってますが、長期的に配信するCM素材と短期キャンペーン用の素材で、放送する素材、時間枠を使い分けているのでしょうか
そんな事を気にしながらCM見てみると、少し興味が湧きますよね。
だから、昔あった54分から放送される天気予報とかニュースとかが減ってきている気がするな。
あれなんなんだろうなぁ。
地デジ化の影響なのかなぁ。。。
時計が画面に映って、『ピッ、ピッ、ピッ、ポーーーン』っていう時報もなくなったしな。
それで、時報がなくなり、時間きっかりに番組を始める理由もなくなったんじゃねーかな。
そしたら、少しでも早く放送し始めて、視聴者捕まえようって意識が働き、最近は54分から始まる番組ばかりになっちまったんだろーな。
新聞のテレビ欄作るのも大変そうですね。
まとめ
ということで、動画素材見ていきました。
ちょっと横道に逸れて、CM枠についても勉強、コメントすることができました。
ちょっとだけ知識が増えました。
テレビ広告など身近なメディアの仕組み、改めて調べて、ブログ記事にしたいですね。
身近なものでも、知らないことが多いものです。
それに絡めてデータの話もできる様に、少し情報収集しておきたいと思います。
最後に
今回で、『ボヘミアン・ラプソディ』分析は終了です。
次回、改めて、ヴェノムとQueenの比較していきます。
素材レベルまで落とした時にどのようなプロモーション戦略の違いが見えてくるでしょうか?
データを掘り下げることで、裏側の戦略を読み解く。
そんな事ができれば、楽しそうですね。
では、また次回。。。 ノシ~~~~
こちらも是非お試しください。
【東京都/時間】で検索。
テレビの時報の話にも触れたので、「時間」で検索してみました。
『匠の時間』に興味あり。ベーゴマかぁ。。。