【映画】ボヘミアン・ラプソディ 興行収入ランキング推移 その3【第91回アカデミー賞最多4部門受賞】

はじめに

どうも、おはこんばんちは。お茶太郎です。

今世紀最大の茶番劇翔んで埼玉、見てきました。
茶番、笑えました。純粋に楽しみたい方にはおすすめです。
バカバカしい映画を見る気はない人は、見ないほうが良いでしょう。茶番ですからwww
Youtube分析は近々書くとして、まずはボヘミアン・ラプソディの興行収入ランキング推移を完結したいと思います。

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ボヘミアン・ラプソディ 興行収入ランキング推移 その3

データ分析

興行収入ランキングのデータは、映画.comの映画ランキングからの引用となります。
今回は、2016年1月1日以降に公開された映画についてデータを取りまとめてみました。

2016年以降公開の映画、ランキング

2016年1月1日以降に公開された映画のランキング推移を分析していきます。
長期間のランキングを評価するため、独断と偏見のポイントシステムを導入しています。
そして、上位となった映画に限定し、興行収入のランキング推移をグラフ化しました。

補足
1位は10ポイント、2位は9ポイント、3位は8ポイント・・・、10位は1ポイントとし、ポイント付与
その合算ポイントでランキングを作成。
興行収益金額データがあれば、それをそのまま使うのですが、入手できないため毎週の順位をポイント化しています。

上位50位、時系列推移

同率があるため、上位53作品を時系列グラフ化しています。

Chart by Visualizer

注目ポイント①:3ヵ月目の壁

まずは黒線で囲った①の部分。
ぐちゃっと折れ線が重なってしまっていますが、重要な部分はその波形・傾向です。

お茶太郎
3週目から9週目くらいまで、同じような斜めの線が連なっているな。
これ、同じような傾向でランクが下がったことを表しているんだろうな。
試しにヒストグラムにしてみるぞ。
Chart by Visualizer
お茶太郎
6回ランクインした作品が、7作品
7回ランクインした作品が、17作品
8回ランクインした作品が、15作品

53作品中、実に39作品がこの範囲に含まれている。
73.58%がここの範囲に入るってことだ。

8回=およそ2ヵ月だから、3ヵ月目に入るには、大きな壁があるってことだな。

ちなみに。。。
ランクイン回数29回が「君の名は。」
17回が「ボヘミアン・ラプソディ」
16回が「名探偵コナン ゼロの執行人」

ニガウリくん
ヒストグラム上での出現回数から見ても、これらの作品の凄さがわかりますね。
お茶太郎
上位の作品に絞った結果がこれだからな。

そこに入れなかった作品は、更にランクイン回数は低いことが想像できるだろ。

ちなみに、上位に絞り込まずに全作品をヒストグラムにしたグラフが、次のものだ。

Chart by Visualizer
ニガウリくん
一回でランクインしただけで、消えてしまう作品が120個もあるんですね。
お茶太郎
そうだな。
こうして見ると、17回ランクインすることがどれだけの偉業なのかがわかるだろ?
そして、その倍近い29回ランクインした「君の名は。」が目覚ましい成果の残したと言えるな。
ニガウリくん
それを日本の作品が成し遂げたってことは、ちょっとだけ嬉しいですね。

注目ポイント②:40週目に初ランクインした作品

お茶太郎
グラフの注目ポイント二つ目、②の部分。
これは先日地上波初放送された作品「カメラを止めるな」だ。
上映40週目に初ランクイン、その直後10位以内から一度消えている。
そして42週目に8位に再浮上、そこから50週目までTOP10に残り続けたんだ。
ニガウリくん
3ヵ月目の壁とはまた別のパターンですね。
お茶太郎
同じようにジワリジワリと火がついた作品で言えば、アメリカ映画の「パラノーマルアクティビティ」ってのがあったな。
たま~~~に、こんな作品が出てくれると、映画も楽しみが増えるな。

時系列推移 抜粋

それでは、「ボヘミアン・ラプソディ」が「君の名は。」を超えられるかどうか、データから考察していきたいと思います。

Chart by Visualizer

注目ポイント③:シン・ゴジラ9週目・10週目

お茶太郎
シン・ゴジラの9週目・10週目に注目。
6週目から下降し始めたシン・ゴジラ、こので一旦ランキングが再浮上しているんだ。
きっと2回目鑑賞者がランキングを押し上げたんじゃないかと思うんだよ。
ニガウリくん
なるほど。
名作は、複数回見る人がいるってことですね。
お茶太郎
あぁ、そうゆう事だろうな。
そして、この一旦ランクを巻き返した後が重要となるんだよ。ここから維持できるか、失速するか。。。
恐らく、このタイミング後で「上映館数」と「1日の上映回数」を維持できるのか、できないのかが大きなカギなんだろうな。
そして、その後シン・ゴジラは11週目の10位を最後に姿を消している。

注目ポイント④:ボヘミアン・ラプソディ、14週~17週

17週目が先週です。
ボヘミアン・ラプソディもシン・ゴジラ同様に12週目からランキングが下がり始めています。
そして、14週目に8位となりましたが。。。
翌週には7位と順位を戻しました。
16週目に9位に転落。
翌週TOP10から消えるかと思いましたが。。。
そこから更に盛り返し、先週時点で7位を維持しています。

お茶太郎
この推移を見ると、大きなターニングポイントとなるのが今週から来週に掛けてだろーな。
3月12日に発表される最新の興行収入ランキングで明暗が分かれると思うな。
次回ランキングが楽しみだな・・・
ニガウリくん
フレディアン(フレディ・マーキュリーファン)が今週末映画館に足を運んだか否かがポイントですね。

注目ポイント⑤:君の名は。18週~22週

お茶太郎
君の名は。が金字塔を立てた大きなポイントがこの期間だな。
逆に言えば、数週間のずれはあるにしろ、17週まではボヘミアン・ラプソディと同じような推移を示していたからな。
18週目に谷となり、そこから盛り返し、22週目に再び1位を奪還しているんだ。
注意
この期間に何があったかは、ボヘミアン・ラプソディがTOP10から消えた後、改めて比較分析することとします。

まとめ

ということで本日はここまで。。。

まとめ
  • TOP10 ランキング、ランクインするには3ヶ月目の大きな壁がある
  • そもそも、TOP10入りすること自体至難の業。1回TOP10入りできただけで消える作品が120本もある
  • 「ボヘミアン・ラプソディ」は17回ランクインし続けている
  • しかし、29回ランクインした「君の名は。」の記録にはまだ遠く及ばず
  • 恐らく、今週の興行収入ランキング入りできるかどうかが大きなポイント

最後に

続きはボヘミアン・ラプソディがTOP10落ちした時点で書いていきます。
次回は、「翔んで埼玉」分析かなぁ。。。

それではまた。。。ノシ~~~~