はじめに
どうも、おはこんばんちは。お茶太郎です。
5月になり、大分暖かい日が続くようになりました。
近年の気候では春は非常に短くなっている気がしますので、このままあっという間に夏がくるかと思います。
これも温暖化の影響何でしょうか???
シトシト雨が振り続け、ジメジメした梅雨ってのがなくなった気がします。
梅雨はゲリラ豪雨の時期になってしまいました。
さてさて、こんな季節の変わり目ですが、冬の話をできるのは最後のタイミングになりそうです。
ですので、今回は冬に購入した毛布のお話を少しだけ。。。
正直、ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜でも良い、データです。
もし万が一、おっさんの寝床の温度変化にご興味あるかたがいらっしゃれば、お付き合いいただければ幸いです^^;
世にも微妙な物語・・・ 毛布
で、いくつか候補をAmazonで見つけたんだけど、そのなかで面白い企画もの商品を扱っている「BIBILAB」って会社を見つけたんだ。
基本的に、「人を駄目にする」をコンセプトにした、毛布とか、部屋着とか、抱き枕のちょっと変わった商品を企画しているみたいだな。
お薬多めに出してもらったほうが良いぞ!!
ということで・・・
このBIBILABで、「巣的な毛布」という商品を購入しました。
そして、フードに包まれる感覚がとても落ち着けるんだよ。
どんなに、寒い夜でもこれでぬくぬく、安心して眠れるんだ。
ただ。。。
あまりの密閉度のせいで明け方頃から、暑くなり、全身汗まみれになるんだよ。
でも、ファスナーで完全密閉されているから、布団をはだけることもできず、ただただ蒸し風呂状態!!。
明け方近くになると汗が止まらないので、どんな変化しているのか温度のログとってみたぞ!!
データ出典 温度データ
今回使用したデータは、2019年2月の終わりの休日に取得したデータとなります。
使用した機器等は下記となります。
- 室温 : RaspberryPiで作成したデータロガー(USB温度・湿度計モジュール)
- 寝床温度 : データロガーを寝間着ポケットに入れ計測(RC-5 USB温度データーロガー)
温度データ分析
粒度の調整
だから、データの粒度が違うので、そのままじゃ使えないぞ。
粒度を揃えないといけないな。
データの粒度とは、データの細かさです。
例えば、月給の粒度は『月』、毎日の労働時間合計は『日』というようなデータの細かさになります。
この粒度が揃っていないと、データの尺度が揃わないため、複数のデータを比較することができません。
そこで『日』のデータを1ヵ月分合算し、『月の総労働時間』とするなどして、粒度を揃える必要があります。
今回は、10分データを1分データへと粒度を揃えることにしました。
3パターンの方法で見本データを作成しています。
補間したデータがどのような傾向になるか、拡大表示したグラフを下記に用意しました。
赤:線形補間 データが存在している部分同士を直線でつなぐ形で補間しています。
オレンジ:線形補間を移動平均 赤の線形補間を移動平均しています。
線形補間、移動平均の詳細説明はWikipediaにお任せします。
あしからず。。。
同値は線形補間の値作成時に作った副産物。本来なら、観測点の後9レコードを同値にするんじゃなく、前後均等に同値にしなきゃならなかったかな。
で、線形補間を移動平均したものがオレンジになる。
オレンジは平均しているからなめらかな曲線を描いているな。
今回は、このデータを比較データとして使っていくぞ。
室温と寝床内の温度を比較したものが、次のグラフです。
室温推移
19時の17.43℃からゆっくりと温度が下がり、翌日7時10分には12.3℃となる。
全体的にはゆっくりと右肩下がりのグラフとなってる事がわかる。
ただし、0時10分から1時10分に掛けて、僅かながらに室温があがっている(14.32℃→14.59℃)。
この時、俺が風呂から上がって、部屋に入ったんだ。
人が入ると、0.27℃室温が上昇するんだな。
おっさんの行動分析を数値からする、なんか全くもってくだらないブログですが、最後までこのままの内容です。
すいません m_ _m
布団内温度変化

①無人の時間帯
まず、①の部分
19時時点で、布団内温度の方が室温に比べわずかに高い。これは測定機器の誤差ではないかと思う。
この誤差、僅かだし、めんどーだったから今回は補正していないぞ。
②寝床突入期
15.4℃だった布団内部の温度が、34分後の1時23分には29.4℃まで上昇している。
14℃の上昇だ!!
しかし、布団内が体温で暖まりきるまでに、30分以上掛かるって意外だな。
温度が上昇しきった後、2時近くまで布団内でノートPCいじっていたんだ。
その間、温度はわずかに上昇してはいるが安定している時間帯がある。
そして、2時近くになり、就寝。
③睡眠導入期
2時の29.6℃から3時49分のピーク時には35.7℃まで一気に温度が上昇していきます。
テルモ体温研究所によると、睡眠が深いほど体温は低下していくそうです。
ただ、このデータはパジャマのポケット内の温度だ。
一方で、テルモのデータの温度は体温、しかも直腸での検温だ。
ピーク時の温度が、35.7℃。
体温を同時にはかっていないから厳密なことは言えないが、体温との差1~2℃。
真冬という事を考慮すれば、かなりの保温力だと言える。
④レム睡眠、ノンレム睡眠(憶測)
④の時間帯は、0.5℃程度の範囲で温度が上下動しています。
この変化は、レム睡眠、ノンレム睡眠と一致しているのかもしれません。
ちなみに、5時45分に34.3℃から32.2℃まで、2℃ほど温度が下がりました。
おそらく、体温の変動ではなく、暑さに耐えかねて、手も足も出ない状況ながらもなんとか外気を入れ込むことに成功したのだと思います。
そして、6時46分には34℃まで再び温度上昇、遂に暑さに耐えきれず、毛布から抜け出しました。
この時間帯には、いつも汗まみれです!!
まとめ
ということで、今回はここまで。。。
- 巣的な毛布、とても暖かく真冬でもポカポカ
- フードを被れば、包まれる安堵感
- しかし、排熱できないため、明け方は暑すぎて目が覚めます
- 睡眠時、体温は低下するようですが、私は上昇するようです
- 冷え性の方にはお薦め それ以外の方は買わないでください
- あと、寝つきの悪い方は一度試してみても良いかも
寝入りばなは安堵感に包まれるので。。。
毛布を使わなかった時の温度を計測していないため、比較データがなく、毛布の保温機能を実証できてはいません。
次の冬には、比較データも取得することとします。
睡眠計測をする携帯アプリや機械もあるみたいなので、睡眠の状態も記録して、温度変化を見ていった方が良いかもしれません。
レム睡眠、ノンレム睡眠の時と温度の変化を比較してみても、面白そうです。
ただ、これ真剣にやりだすと、一種の研究になってしまいます。
そこまで極めるかは未定です。
最後に
おっさんの布団の温度分析のブログを最後まで読んでくださりありがとうございます。
恐らく、ここまで読み進めてくださったあなたは、非常に稀な存在かと思います。
次の冬にはもう少しデータをとりますので、こんなくだらない内容ですが楽しみにまっていてください。
それでは、また。。。ノシ~~~~