はじめに
どうも、おはこんばんちは。
お茶太郎です。
最近、映画関連のブログを書くことが多いのですが、今回もまた映画についてです。
しかし、このブログではあくまでデータを主軸として、それを可視化することをテーマにしておりますので、今回もデータについて言及してまいります。
映画作品に関する評価やあらすじなど、基本的には記載いたしませんので、もしそれらをご要望の方がいらっしゃれば、それ専用のサイトをご覧いただければと思います。
さてさて、今回も上映映画の興行収入ランキングについて書いていこうかと思いますが、今回は少し別のデータも追加して、傾向を見ていきたいと思います。
データ出典 興行収入ランキング/上映館数情報
今回のブログで使用するデータは下記となります。
- 『映画.com』の映画ランキングデータ(期間の週末データを土曜日の日付でデータ作成)
- 『映画の時間』の上映情報(期間の土曜日の関東地方のみ)
2019年4月6日から2019年6月8日までのデータ
上映関数 時系列分析
まずは、上映関数の時系列分析。
公開日から日数が経つと、公開館数は減少していくな。
急激に減少していく作品もあれば、比較的ゆっくりと減っていくものもある。
ただ、ここら辺は映画館側がコントロールしているから一定の規則性はありそうだな。
まあ、上映関数が減ったところですぐに興行収入ランキングが低下する訳ではないだろうしなぁ。
ここら辺の運用ルールってどうなってるんだろうな?
興行収入ランキングかける上映館数ランキング
まずは、興行収入ランキングと上映館数から出したランキングデータを使っての、散布図。
でも、例えば上映館数6位や7位の作品でも、興行収入1位を獲っているケースがありますね。
単純に上映館数が興行収入に直結するわけではないようですね。
興行収入×上映館数
10館ちょっとの上映館数でTOP10に入っている作品もあるんだな。
興行収入ランキング×上映回数
最後は、上映回数。
一番詳細なデータで見てみましょう。
回数のデータですが、映画館によっては「劇場問合せ」と記載されているところもあります。
ここは、回数にはカウントしていませんので、正確なでーたとも言えませんが参考値程度にはなりますので、見ていきたいと思います。
このグラフだけ、WordPressのプラグインの描画の関係で、横軸が興行収入ランキングとなっております。
その点、念頭に置き、グラフをご覧ください。
最も回数の少ない作品で言えば、10位のもっとも上映回数が多い作品よりも、回数が少なくなる場合もあるんだな。
これって、時期の要素も影響するんでしょうかね?
じゃあ、それも加味して可視化してみるか!!
興行収入×上映回数 推移の可視化
時間推移を可視化するために、GIFにしてみたところ、こんな感じになりました。
縦軸が上映回数、横軸が興行収入ランキングとなっています。
あくまで可視化した期間に限定した推移ですが、コメントいたします!!
一方で、それ以外の日にちでは上記の期間と比較して差異が少ない、比較的平らに見えるプロットとなっている。
上映できるスクリーン数に限りがあるなかで、「平均的に作品を上映する」安定的な上映戦略と「人気作品を多く上映する」攻撃的な上映戦略があるのかもしれねーな。
で、GW中は攻撃的に上映作品を振り分け、人気がある作品の上映回数を多くしたんだろうな。
また、4月/6月のはじめ、興行収入1位になっている作品の上映回数も特徴があるな。
2位以下の作品から大きく水をあけ、多数回上映していることがわかる。
GW前後で客足が遠のく可能性がある期間に、人気作品を重点的に上映し、集客を図る戦略だったのかもしれないな。
長期的に傾向を見ていくことで、もっと面白い発見がありそうですね。
まとめ
ということで、本日はここまで。。。
- 本日は、映画の興行収入ランキングと上映館数/回数のデータを可視化
- 興行収入ランキング上位に入っている作品は当然上映回数も多いという事を(当たり前の事を)データから確認
- 大型GW期間中は人気作品を多く上映し、一方それ以外の期間では比較的平均的な回数上映するという傾向あり
- 4月/6月の興行収入ランク1位の作品は2位以下の作品と比較し、上映回数が顕著に多かった
最後に
それでは、今回はここまで。。。
時々は上映回数データを使って分析していきたいと思います。
長期視野でみてみるともっと面白い発見がありそうですからね。。。
その時も、ブログご覧いただければ幸いです。
それではまた。。。。ノシ~~~~