はじめに
どうも、おはこんばんちは。
お茶太郎です。
映画『天気の子』が、CINEMAランキング通信の歴代興行収入ランキング記録更新しています。
9月23日現在、130.1億円の興行収入で17位、昨年公開し大ヒットした16位のボヘミアン・ラプソティに0.6億円と迫っております。
一方で、映画.comに記載されている『映画ランキング・映画興行収入ランキング』(興行通信社提供のデータで、CINEMAランキング通信のサイトと同じデータ提供元)では、第4位(9月21日~9月22日)と未だ高ランキングを維持しています。
今回は、『天気の子』とその数か月前に公開され歴代ランキング21位に名前を連ねている『アラジン』のいくつかのデータを使い、いろいろ考察していきたいと思います。
歴代興行収入ランキング
2019年9月23日現在 (CINEMAランキング通信)
順位 | 作品タイトル | 配給会社 | 興収(億円) | 公開日 | 邦画 |
1 | 千と千尋の神隠し | 東宝 | 308 | 2001/7/20 | * |
2 | タイタニック | FOX | 262 | 1997/12/20 | |
3 | アナと雪の女王 | ディズニー | 255 | 2014/3/14 | |
4 | 君の名は。 | 東宝 | 250.3 | 2016/8/26 | * |
5 | ハリー・ポッターと賢者の石 | ワーナー | 203 | 2001/12/1 | |
6 | ハウルの動く城 | 東宝 | 196 | 2004/11/20 | * |
7 | もののけ姫 | 東宝 | 193 | 1997/7/12 | * |
8 | 踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ! | 東宝 | 173.5 | 2003/7/19 | * |
9 | ハリー・ポッターと秘密の部屋 | ワーナー | 173 | 2002/11/23 | |
10 | アバター | FOX | 156 | 2009/12/23 | |
11 | 崖の上のポニョ | 東宝 | 155 | 2008/7/19 | * |
12 | ラスト・サムライ | ワーナー | 137 | 2003/12/6 | |
13 | E.T. | CIC | 135 | 1982/12/4 | |
13 | アルマゲドン | ディズニー | 135 | 1998/12/12 | |
13 | ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 | ワーナー | 135 | 2004/6/26 | |
16 | ボヘミアン・ラプソディ | FOX | 130.7 | 2018/11/9 | |
17 | 天気の子 | 東宝 | 130.1 | 2019/7/19 | * |
18 | ジュラシック・パーク | UIP | 128.5 | 1993/7/17 | |
19 | スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス | FOX | 127 | 1999/7/10 | |
20 | 美女と野獣 | ディズニー | 124 | 2017/4/21 | |
21 | アラジン | ディズニー | 121.4 | 2019/6/7 | |
22 | 風立ちぬ | 東宝 | 120.2 | 2013/7/20 | * |
23 | アリス・イン・ワンダーランド | ディズニー | 118 | 2010/4/17 | |
24 | スター・ウォーズ/フォースの覚醒 | ディズニー | 116.3 | 2015/12/18 | |
25 | 南極物語 | 角川 | 110 | 1983/7/23 | * |
25 | マトリックス・リローデッド | ワーナー | 110 | 2003/6/7 | |
25 | ファインディング・ニモ | ディズニー | 110 | 2003/12/6 | |
25 | ハリー・ポッターと炎のゴブレット | ワーナー | 110 | 2005/11/26 | |
29 | パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド | ディズニー | 109 | 2007/5/25 | |
30 | トイ・ストーリー3 | ディズニー | 108 | 2010/7/10 |
このランキングが、過去どのように上昇してきたのか、時系列データで見てみることにしましょう。
更新が不定期なため、データには日付の欠損があります。
それを同値で補間しています。
線形補間してもよかったんだが、手間がかかるので今回は同値にさせてもらったぞ。
今回、映画に関連したデータをいくつかグラフ/テーブル化しました。
全てエクセルで作成したため、非常に時間がかかりました。
ランキングデータや、Youtubeデータなど使用頻度が高いデータは、今後、Pythonなどで自動作成できるようにプログラムを準備していきたいと思います。
一週間後の7月7日には58位、7月15日33位。
そして、ゆっくりと順位を上げ、9月7日までは20位を維持していた。
一方、後発だった『天気の子』
8月12日に72位にランクイン。
7月19日の公開からカウントすると24日。
アラジンも21日目だったことを考慮すると、歴代ランキングにランクインするためには、最短でもこの程度の日数が必要なのだろう。
ただし、『天気の子』はその後急激にランクを上げ、6日後の8月18日38位となる。
この時点で、アラジンとの差、17。
そこから順調にランクを上げ、9月8日、アラジンを抜き20位の座を獲得している。
また、興行収入をロングスパンで見た時、リピータがどのくらいの頻度で来るかを予測できれば、分析のモデルが作れそうだな。
【人気作品は一月後に20%のリピータを獲得する事ができる】みたいなモデルだな。
ネットで取得できるデータからじゃ、そこまでの分析は難しいだろうけどなぁ。
本日ブログの最後となりますが、歴代興行収入TOP100位の作品の興行収入金額を棒グラフ化してみましょう。
特定の価格帯に何位くらいまでの作品が入るのかを可視化する事で、今後のランキング入れ替わりのハードルを確認することができると思います。
35位以上は100億円のラインを超えた作品、11位以上は150億円、5位以上は200億円以上となることがグラフからわかるな。
この三つの金額帯を閾として、収益金額が加速度的に増加していますね。
このブラフから、上位に上がれば上がるほど、多くの興行収入を獲得していかなければならないんですね。
まずは、137億円12位の『ラスト・サムライ』が抜けるかどうかが、当面の目標でしょうか。。。
後半の伸びによっては、TOP10入りも可能かなぁ。
まとめ
ということで、今回のまとめ
- 天気の子、歴代興行収入ランキング更新中! 現在17位
- 歴代ランキングに入る為には、最短でも20日強は必要
- 現状の推移からすると、12位は狙えるポジション。TOP10入りを願う。
最後に
それでは、本日はここまで。
次回は、続き。時系列の「上映回数」のログデータを見ていきたいと思います。
それではまた。。。ノシ~~~~~。